「2001年宇宙の旅」のおもしろさに、勝るとも劣らないのがこの漫画である。サイエンス・ファンタジーの設定で、人間的なドラマを作り出す。20のエピソードが、宇宙における人間史を壮大に描き出す。
永遠に広がる宇宙においてこのちっぽけな地球に生きる人類とは何か、その一人の生命体である自分とはなんなのか。一瞬の命のようにも思えるその卑小さにただただあきれるばかりである。取るに足りない、どうでもいいような生命体にも美しく悲しい、あるいは面白くばかばかしいドラマが生起する。
この物語を読み終えるころには、はるか遠いかなたまで宇宙の旅をしているような気分にさせられ、宇宙的瞑想(迷想?)にふけってしまうのである。
[3回]
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NHKの朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」が、本日4月2日スタートしました。
主演は堀北真希で、戦後の復興時代を舞台としています。
[1回]
月面での発見物の謎といえばこれ。SF映画でもあまりにも有名。
月面に、細長い厚板状の真っ黒な物体(モノリス)が埋められているのが発見される。このモノリスは、三百万年以上前のものであることが分かり、何者かが意図的に生めたものと思われる。この石版は、太陽光線を浴び吸収すると、すさまじいエネルギーの放射を始める。このエネルギーの放射は土星に向かっていたのである。そこで、人類は2001年に宇宙船を送り土星探査の旅に出る。
何者が何のためにモノリスを月に埋めたのか。壮大な謎が、強靭な科学的想像力によってさらに増幅し、拡大し、圧倒する。
[2回]