危険な思想を探偵小説で装い、不条理で怪奇な幻魔術をほどこした迷宮小説はこれ。
主人公の「私」は病院の一室で眠りから覚める。過去の記憶がすっかり喪失している。そこに九州帝国大学法医学教授の若林博士が来ていろいろ説明し、「自分を思い出すための治療」をほどこしていると言う。そして、「私」の記憶の回復が、新しい研究の例証になり、また不可思議な犯罪事件の解明にもつながると話す。それから、自分の過去を思い出すために関係者(狂っている美少女)や参考となる品物、書き物などを見せられる。
そこから分かってきたことは、呉一郎という青年の起こした事件である。彼は二年前に母親を殺し、今年の四月には許婚の従妹モヨ子を殺したという。はたして「私」が呉一郎なのか‥‥
次に、精神病科主任教授の正木博士が現れて言うには、若林博士と正木博士の間に研究上の競争、対立があり、「私」を実験材料にして精神科学のテーマを追求しているようなのだ。正木博士は、若林博士の策略を話し、彼の言うことを信じてはいけない、自分が真相を教えてやると言う。どちらの話が真実なのか。あるいは‥‥
主人公の「私」は、試行錯誤しながら推理しては打ち消しを繰り返し、最後に真相らしきものにたどり着くが、やがて病院の一室で悪夢に戦きながら眠りの中に沈んでいく。まるで迷宮の中からいつまでも抜け出せないかのように。
[1回]
PR
ドラマ「三毛猫ホームズの推理」の最終回は視聴者の投票によって決定するそうです。
「三毛猫ホームズの推理」公式ホームページなどで投票を受け付けています。
日テレ「三毛猫ホームズの推理」(2012年4月期土曜ドラマ)公式サイト
http://www.ntv.co.jp/mikeneko/
[1回]
アンフィニジャパンが大阪地裁に自己破産申請の準備をしているそうです。
アンフィニジャパンが兵庫で開催予定だったK-POPライブも中止になるようです。
また倒産…アンフィニジャパンはそれなりに大きな企業です。
[0回]