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昭和ミステリー大全集(上・中・下巻) 新潮社編

 「昭和ミステリーの全貌を鳥瞰する」短編46のアンソロジーはこれ。
 佐藤春夫「指紋」1918年から原りょう「少年の見た男」1988年まで、46人46編の短編が選ばれている。前から順に読んでいくと、それぞれの作家の個性とともに日本ミステリーの流れが浮かび上がってくる。知的な謎解き、怪奇幻想もの、奇妙な味わいの作品、社会風俗ものなど、作者や時代によって形を変えて現れてくることが分かる。
 特に印象に残った作品は、夢野久作「死後の恋」、小栗虫太郎「聖アレキセイ寺院の惨劇」、横溝正史「探偵小説」、赤川次郎「ところにより、雨」、逢坂剛「暗殺者グラナタに死す」など。これらの作品は個性的な語り口や巧妙な話術で読者を魅了する。
 なお、この「大全集」の補巻ともいうべき「昭和ミステリー大全集 ハードボイルド篇」も出ている。ハードボイルドの短編が19収められている。それぞれの作家が自分の持ち味を出したりハードボイルドに挑戦したりしている。 

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