アフリカ奥地のソロモン王の洞窟に眠る秘宝をめぐってイギリス人三人の想像を絶する冒険を物語る英国冒険小説の古典的名作はこれ。
狩猟家のクォーターメン、英国紳士のカーティス卿、元海軍士官のグッド大佐の三人はソロモン王の洞窟の地図を手がかりにして、灼熱の砂漠や酷寒の雪原を越えてゆく。そして、彼らが到達したところは山脈にとりかこまれた広大な草原だった。しかし、この美しい風景のククアナ国で彼らを待っていたのは、残忍な国王ツワラと魔法使いの老婆ガグールによる恐るべき大虐殺だった‥‥
ストーリーは力強く進み、躍動感にあふれ、最後まで一気に進む。読者は手に汗握り、主人公たちの活躍に眼が離せなくなる。創元推理文庫に大久保康雄訳の完訳決定版がある。
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