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ゴドーを待ちながら  サミュエル・ベケット作(その3)

主人のゴドーは何かの拍子で召使の男の子の兄をぶって殺してしまった。そこで、男の子には脅して口止めし、それを目撃したヴラジミールには後で口止め料を払う約束をする。ゴドーはこのままではまずいと考え、ヴラジミールの殺害計画を立て、実行のための準備をしている。そのために、ヴラジミールを約束の場所に留め置いて時間稼ぎをしている。ヴラジミールは目撃したことの真の意味が分からず、差し迫った危険のあるのも察知できないままエストラゴンと戯れているのだった。
 先の当てのない浮浪者でも、待ちぼうけを食らうのは多分嫌だろう。また、あした死のうと考えている浮浪者でも、きょう殺されるのはきっと嫌であるにちがいない。不条理劇としては、ヴェラジミールとその相棒のエストラゴンは、待ちぼうけの後で、ゴドーに秘かに殺されてしまうだろう。しかし、由緒正しい探偵物語では、一寸の虫にも五分の魂、ヴェラジミールとエストラゴンは、ない知恵を絞ってゴドーの魔の手から逃れ、力を合わせて反撃し、殺人事件の真相を明らかにして幕を閉じるのである。

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